今から約10年前、
あるSUNTORY CMに、僕はくぎ付けになりました。
前回からの続きです。
25年前私が唯一口ずさむことができた歌第2弾。
サントリーさんありがとう。あなたのおかげで、10年前の私は 当時15年前の自分に再び出会い、勇気をいただくことができました。 30代の趣味も仕事も元気だったあのころに、、、立ち止まって
無謀な旅へ出かけた20代の自分を思い出し、
じっくり私自身の生き方を振り返る充実した時間を過ごすことができました。
そして、さらに10年たった今日。改めて私は、青春を回想し
ゆっくりおいしいお酒と、豊かな時間に包まれながら、
幸せな時間を過ごすことができています。
充実した思い出、これが私自身の生きる原動力の一つでもあることに気づかされます。
「見上げてごらん夜の星を」
今お勧めするのは、サントリーCMでこの曲を聴く、です。
当時ご活躍されていた皆さんによる素敵な歌を聞かせてくれます。
それでは今夜は、この曲にかかわるすべての皆様に感謝しつつ
25年前の私とともに夜空を見上げようと思います
何万光年もの旅人の灯を浴びながら。
○1996.12.13 その③
そろそろシチリア島を出ようかなと、時シラクーサ駅で時刻表をメモる。夜行でホテル代を浮かせないとなって、メモった電車時間を眺めながら市街へ歩いた。
すると昨日や今日の昼間とうってかわった景色が広がっていた。
賑やか!人がたくさん!
しかし、ローマのようなみんなが忙しく歩くのではなく、
お祭りのような騒ぎ、賑やかさ、歩いている人に余裕があるというか
空間に余裕がある。
歩いていてすごく心が弾んだ。
がどうもその盛り上がりも終わる時間あのだろう。みんなが僕と反対
へ歩き始めているのだから。
とりあえず旧市街へ向かう。途中皆がジェラードを食べているのを見て
欲しくなった。チョコレートと多分フレッシュラテ。
買っちゃった。L2600だったがここのジェラ動画は
上にたっぷりと生クリームを乗せてくれるので、なんだか得した気分。
足が軽快に前へ前へ進む
橋を渡り旧市街である。
と海に召した道路へ着く。そのまま海を皆が歩く
ふと、星が綺麗だと思った。
ローマでは全く気づくことはなかったが、星々の輝きが
立ち止まるくらい目に飛び込んできた。
足取りがゆっくりとなり、遅くなる。
流れ星である。星の輝きは何万光年も前に放たれたものを
ようやく人は見れるようになるというが
この流れ星は何万光年も昔の動きを流れを
僕はやっと今になってみることができたということだろうか。
今まで見てきたルネサンス、ローマ文化、シラクーサの遺跡の時代より
さらに古い永い時の流れを感じ、真っ暗な中、急いでベンチを探し、このノートを取り出し
書き留めたいと座って空を眺める。
星を見たくてさらにもっと暗いところへ行き見上げて待つ
何万光年と旅をしてきた光を待っているんだと、ふける。
すると最初はオリオン座がやっとわかるくらいの夜空が
無数の輝きで溢れかえる。目が慣れてきたのだろうか。
やっと僕のところに星たちの放った光がたどり着いている
果たしてこの輝きの元である光たちは
例えば僕の目を捉えた、僕が見た物は、その何万光年もの旅はそれで終わるのだろうか。
彼らの旅に終わりはるのだろうか
星たちは、自らの輝きに四方八方に放ち、、、放ち続ける。
いつまでもいつまでも。
お互いのテリトリーなど喧嘩したりしないのだろうか。 どうして星は点として見えるのだろう?
目がたくさんあれば、星の見え方が変わるのだろうか?
横並びだったら、星は、点じゃなくて、線に見えたりするのだろうか?


と思ったり、、、でもそれだと、、、どうでも良いけど
なんか自分ですごいことを考えているんじゃないかと
俺今一人旅楽しんでます!って時間がこれからって時に
ポーン!ポン、ドーンドン!
と大きな音が鳴った。僕は余韻楽しむのを中断してし
急いで音が鳴った方へ走る。花火だと思ったから。
が、残念。終わってしまってた。
一人旅の演出は、上手い感じで重ならないんだなーって
V .E.Ⅱ 通りへ寄ってから帰ろう、帰って日記の続きをかこうと
気を取り直してひたすら歩いた。
今度は犬の吠える声がする。
一匹じゃなくて、何匹も吠える。しかもすぐそこで。
姿は見えない。野犬である。
見えあい先との間には柵はある。
柵があるから大丈夫だろうと歩いたが、止まない。
むしろ吠える声が近づいてきているような・・・。
野犬に絡まれたらひとたまりもない
まして噛まれたりもしたら、、、、
と、ビビって走って逃げる。戻る。
けど、吠える声が遠ざからない。
走ったことで、なんちゃらりんが出たのか
いつの間にか全力疾走!
遠くになった吠える声。久しぶりに怖い思いをした。
結局、さっきの星のくだりをかいたベンチへ逆戻り。
さっきの話の続きだが、、、、
それだとというより、それでもおそらく星は天の輝きをしているだろう
目が何個もあっても、並びがどうであれ
星の見え方はやっぱり点だろう。星は球体で一つ一つだから、
なんて、走った時に出たであろうなんちゃらりんも落ち着き
旅の醍醐味である、ナルシスト思考ゾーン状態も落ち着いてきた。
さて、帰路に着くとしまうか。(pm9:30 堤防にて)
帰りもとても綺麗な根のに囲まれてリッチな気分だった
なぜなら、片手にはあの生クリームたっぷりのジェラードを持ったから。
L2300
ジェラードのお店の通り、来た道と逆の道で帰る
ドゥオーモに遭遇。やっと見れた。やっと会えたという安堵感。
昼間探したけど、辿り着けなかったシラクーサのドゥオーモ。
これで心置きなくシラクーサを立つことができる。
ホテルへ着いて、下着を洗い、豆電球に干す。
そしてシャワーを浴びる。今日は自分だけが使用しているだけだからか
熱いシャワーを浴びることができた。
気持ちが良い。
にんじんとトマトを食べて明日の計画を立てる。色々考えた結果
明日からはミラノへ行き、月曜日にヴェネツアへ行こう。
金曜日にはフィレンツェへ行くというコース。
明日はpm3:10ミラノ行き(到着予定:am9:00)でシラクーサを出る。
クリスマスの時期だからか特にシラクーサの夜はネオンが綺麗だった。
街全体を、通りだぜタイをネオンで飾っていてとても賑やかだった。
街の人もセコセコしておらず昼間はどこかで過ごし夜になると
とこから遠なく集まってきてみんなで楽しむ。そんな街のようにおもった。
人は温厚で物価も安かった。
適度に栄え、人情味あふれる街だった。
僕はとても気に入ってしまった(でも宿が凄く綺麗だったから好きになれたのかもというのも、否定できない)
明日は3時から、列車に乗りシラクーサのシチリア島を見ながら
旅移動を楽しみたいと思う。
今は上着を買っておくかどうか迷っている。それだけが、シラクーサでの悩み。
(気に入った上着が少し安めで売っていたから買おうか迷っている)
P.S 電車ごとフェリーに乗る所が見れるかも.今日のお金L20000弱.
ミラノ→ヴェネツィアの次はローマのパパジョルマーノのところへ行って5泊くらいして
毎日フィレンツェへ遊びに行くというのも良いなと思う。
それかローマの安宿に泊まり次の日は夜行でどこかへ行き、そのまま夜行で
あえってくる。そしたらまた安宿に泊まって、、、、とすると
1サイクルを3でも4日でもできる。
これは良いかも、節約できる。
その安くできた分を、お土産や服に使うっていうのも良いなと思った。
コートに靴に時計、欲しいものだらけである。
親族、友達みんなにワイン、時計、、、、
考えれば考えるほど何通りもの旅行パターンが組めてと楽しめる
ことは楽しめるのだが、身体が持つかどうかが問題。
それでは明日からのハードスケジュールに耐えられるように
今日も寝ます。シラクーサ、バイバイ
(am 00:40 ベット)
見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる
見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

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■この旅でのシチリア島はここから始まった!
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