32.旅は人を成長させる!いや、成長の原動力はやっぱりリビドー?

1996年イタリア一人旅

1996.12.16(月)その②
am7:30に目覚めた。用意をする。
本当は、昨日話したみんなと出かけたかったけど、爆睡メンバー。

外は霧、霧。
山の上だからだろうか、すごくヨーロピアンな雰囲気。

いろいろ歩いた。
地図がないので、どこを歩いたのかよくわからない。
でその先に、、、再びドゥオモへやってきた。v

OPEN時間だったので中へ入る。

一番奥のドーム型の内側は、フレスコ画がいっぱいに。高いところ過ぎて、細かいところは見れないけど
繊細な絵が描かれている。

床はモザイク画。ドゥオモの壁と同じような模様。
こういうのもモザイクっていうんだよね?って
だらだら、日記をかく。

隣に座っている日本人に聞いてみた。

「上に上がれるんですか?」

女性二人。

そしたら、めっちゃ格好良いイタリア語で返事があった。

スクージィ?

イタリア語だよ、この娘。

え?俺のこと外人。イタリア人だと思ったの?

手元にあるガイドブックをみたら、韓国語だった。

日本人じゃなかったんだー。

You Looked Japanese. Sorry!

しまったなーっておもいながら、
しばらくこの日記を書いてる。

まだ彼女たちはうろうろしている。

おや?こっちにやってきた。

写真を撮らしてもらい少し話をした。

彼女はフィレンツェでデザインの勉強をしに韓国の大学から
1年留学に来たんだと。

1月で一年満期になりらしい。一緒にいるのが、姉で
イタリアに遊びに来たんだって。

デザインの勉強は、日本人もたくさん来ているらしい。

デザイン、料理、勉強。イタリアは、日本人の留学先として人気。

けど、韓国人は少なく、オペラ勉強している友人がいるくらいって。

へーそうなんだねーって、なんか楽しい。

彼女らが、カトリックだときいたので、ローマでのSAIMONの話をした。
それがですよ。

受けたんです。よっしゃ!韓国人を笑わすことが出来た!英語で。

うれしー。SAIMONありがとう!

(下記写真はSAIMONとの思い出。
カトリックと、タングツイスターが書かれた 貴重な一ページ )

ただ会話は、ぜーーんぶ、最後にメイビーをつけてる。
お互いに。

たどたどしい英語で、いろんなこと言い切れないから、選んだ英語に対しても
話した内容に対しても全部Maybeつけて、
口から発したすべての責任を和らげる。

彼女もそれを感じ取ったのか、Maybe応戦。

最後に彼女はこう言ってきた。

最初に僕が声をかけた時、彼女はイタリア人から声をかけられたかと思ったって。

彼女が言うには、あくまでも彼女の言葉ですが

僕は韓国人からみたら、イタリア人そっくりさん。らしい。
頭の中に訳した日本語がイタリア人にそっくり  
どんな日本語???って自分で自分を突っ込む。

イタリア人ぽい? ここが僕の英語力の問題で、ニュアンスが難しく
本当の思いはわからないが、僕はそう受け取った。

僕は思う。もしかしてイタリア人から見てもちょっとは
イタリア人ぽい要素はあるのだろうか?

とにもかく、なんか英語で、外国の人と
色々話せるって、こんなにも楽しいんだ!

フィレンツェのドゥオモってすごい。

僕をイタリア人にもしてくれる街。

あれ?今オレ頑張ろう!って気持ちになっている!
英語しゃべれるようになりたい!もっといろんな人と話せるようになりたい!
(pm.1:35)

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