07.ローマの凄いところ、と快適な路上駐車。

1996年イタリア一人旅

●1996.12.6(金)

最近夢を見る。それも日本の夢。イタリア旅行も終わって日本へ帰ってみんなと会う場面。それでみんなにどこへ行ったの? と聞かれ ローマと、、、ローマと、、ローマ?

あれ?ローマしか行っていないやって思った瞬間にその夢は終わってしまう。

今朝は9時に目が覚めた。

さて、今日一日どこへ行こうか? 
同室のアメリカ人スチュアートが今日ペルージャへ行くと言って宿を発った。
自分はというと、、、行き先が決まらない、、

で、結局歩いてスペイン広場まで来てしまっていた                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

朝食は、昨日買ったオレンジとチーズ。階段に座って食べる。

共和国広場へいくとテレビか映画だかの撮影をしていた。美人の女優さんと2人の俳優さん。

エキストラの動きに不満なのか カット!カット!!!!連発。
なんでカットかよくわからんかった。けど面白かった。
そのとなりには、たくさんの人が集まってデモを行なっている

 その混沌さといったら、、、、、。

よく撮影回せるなー。

ローマのすごいところ(イタリア)は
サンピエトロ大寺院のようなルネサンス最高の建造物に良いものであれば、現代、近代の技法や絵というその時々の最高の技術を追加させていくという
心の広さ、というかアートに対する自信というか。。。。

日本ならば 正荘院などに現在アートをくっつけたりリフォームすると言えば絶対反対されると思う。
古いものはそのまま置いておくというのが良い考え方。
その裏にはいくら現代アートの最高美術であれ、それを古い建造物にと入れて未来に残すことによる(将来後悔しないだろうかという)自信のなさ、自分たちの選ぶアートに自信。

それがないから今までの良い建物と同等荷扱い将来失敗したしないかという不安もあるのだ。
その点 イタリア旅行は自分たちの選ぶアートに自信があるからどんどん良いと思ったアートは今までも良いと言われてきているものに取り入れているんだと思う。

ローマは、市内主要観光地を、歩いて周れる街であり、どれも見ていて飽きない。

新しくリフォームするときも今までと同じような作りにする。街の雰囲気を大事にしている。

歩きながら、ほかにも色んなことを考えた。
たとえば、今後の人生について。
親友は自分のやりたいこと、夢に向かって、チャレンジできることをかたっぱしから行動していく。そして結果を残し、階段を駆け上がっていく。

じゃあ自分はどうすべきか
就職内定をもらった業界:コンピュータで生きていくと決めたのならどっぷり浸かり精通したい。極めたい。英語も勉強して、話せるようにしたい。本も読みたい 時間が欲しいのではない、足りないとは思わない。

 やりたいことをやり遂げる行動力 忍耐力 それに伴う自信をつけたいのだ。

 今回の旅行は、どこを選んでもよかった。

1ヶ月という時間をいっぱい使い 自分自信を見つめ直すのがこの目的だったと今更ながら自分に言い聞かせている。
ある人は語学留学、ある人は勉強 ある人はいろんなところへ自分はイタリアという場所を、1か月たっぷり歩き回って、楽しみたい。イタリアを知っています、って言えるように。

、、、、にしても、ローマの街は路駐がすごく多い

一台と一台の間がすごく狭い だからどうやって出るのだろう?と疑問だった。

今日その謎が解けた!

少しずつ、ハンドルを切って、戻して、何度も何度も切り替えて向きを変える。

謎が解けたのは、ここ。
前の車と後ろの車に当てながら移動している! かっけー。イタリア人。何のスタンスで、そんなことができるんだろう?

車を出せなければ、出せるようになるように、車で車を押してスペースを空ければよい!

「きっちきちの路駐で、動いたら当たりそうな縦列駐車から抜け出す方法。」その答えは!!
「抜け出せるように、車を動かすだけ。」
「前後車を自分の車で押して、スペースを空ける。」
「何か問題ありますか?車を出しているだけですよ」
まったく、一ミリも理解できない。とても大変な街だと思った。

 

お腹が空いたのでマックの1,000リラバーガーを食べる。
昼はバールでカプチーノとピッツァで4,000リラ。 今度はピッツァロマーネ (ベイクドサンドイッチ)を食べたい!それにコロッケもテルミニ駅近くでドーナツ1,000リラを買って食べる

甘々ドーナツで美味しかった。手紙5枚(500リラ)も購入

今日本屋でイタリアの日記帳を見た。格好良い物を見つけた!買って帰りたいなー
コロナ広場の市場で絵を見る
どれも細かい欲しい写真集があった2,500リラである 帰りまで残ってないかな

テルミニ駅周辺。ローマ4大聖堂の一つ。サンタ・マリア・マッジョーレ教会へ寄った。
中央階段で下の階へ行ける。地下って大抵誰かを祀ってあったり、お墓になってるんじゃなったっけ?降りるとそこは遺跡のようだった。古代ローマの遺跡。地下の大理石、モザイクは歴史を感じられる見ごたえのあるものだった。

でも一階の大理石のモザイクはトラステヴェレの教会の方がすごかったかなー。

駅の待合室で手紙を描く 明日ピサ(ピサの斜塔)へ行こうと決めスーパーで水とポテトチップスを買う。そしていつもの駅ビザ屋でビザ4分の1を食べる。 

夜宿でシャワーを浴びようと用意していたら新しいバックパッカーが同じ部屋へ入ってきた。

なんと女性(FromUSA)! 体重は俺の2倍以上ありそうかという感じ。

なんで女性が?
ここのドミトリーは男女一緒部屋ってあるみたい。驚いた。
(後日、ホテルオーナーに聞いた。「俺が選んだ組み合わせだから大丈夫!」って素敵なウィンク付きで言ってた。)

俺、英語苦手だから・・・・特に緊張する。

明日は、 ピサ行きが7:05発 着くのが10:50 。この電車で行こうと計画を立てる。

と思ったが同室のアメリカ人:デイモンが明日の朝なら写真OKというので、ピサ行きは止めて明日は近くの田舎へ電車で行こうと思う、どこへ行こうかなー。

ピサは12月8日(日)に行こう!絶対に

ローマを発つ日は、夜行でシチリア島へ行こー!
11日→12日を電車で一泊しパレルモへそして12日→13日も電車で泊まって13日はミラノとかどうでしょうか。

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