シチリア メッシーナ到着
1996.12.12(木) その①
夢を見た。イタリアのブーツの先からシチリア島へ行くときに、フェリーに列車ごと乗るはずなのに、僕らの乗った船は潜水艦だった。一両ずつ切り離され、観覧車のようにくっつけられて、上から下へぽちゃんとつけて水の中へ。窓を閉めておいてよかった!と思う。
車掌さんは、切符拝見の時に、窓もチェックしているのかと感心している僕。
――夢以外で、実際に港を見ることができた。とても綺麗なネオンを一望できる、とても綺麗な船旅。残念ながら、フェリーに電車ごと入る瞬間は、寝ちゃっていた。
夢は続いている……。目的は友達と(誰かは忘れてしまった)。
俺たちのヤクザ(マフィア)から盗まれた、サラミみたいなものを取り返す。これが夢の中の俺たちのミッションだった。ボス(友達の父)が「どんなことをしてでも取り返してこい!あれは2,000万円で買ったが、今じゃ1億円するんだ。」と言われて電車に乗る。相手は日本語を話すが、俺たちに似ている(中国人?)という設定。
メッシーナに着いた。列車は切り離される。
ジョバンニは、パレルモ行きはこのままで良いというのだが……。めんどくさいので、間違っても良いや、と思って、このまま確認せずに乗っていた。車掌さんに聞いたら、あちゃー、目的のシラクーサへは行かないらしい。
というわけで、急遽予定変更。電車に任せてパレルモへ。
―― 旅する読書人より 2026.7.24
潜水艦に乗った列車の夢。マフィアのサラミ奪還ミッションの夢。彼の頭の中は、出発前からすでに旅を始めていたのかもしれない。
そして現実では、電車を間違え、そのまま流れに身を任せる。その判断の軽さが、この旅のスタイルをよく表している。「間違っても良いや」――この感覚は、彼にとって特別なことではないのだろう。むしろ、それが彼の旅のスタイルなんだと思う。
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