37.ミラノ‐ヴェネツィア間を1日で往復半するほどの価値

1996年イタリア一人旅

1996.12.18(水)

8時前に目が覚める。
シャワーを浴びる。
朝だから、期待してなかったあったかいシャワーが出た。
朝から快調なシャワーで気持ち良い朝を迎えることが出来た。
テレビも工夫すれば付くようになったし。
部屋はぼろいけど、賑やかでさっぱりとした朝。
部屋にテレビがあるって、今までなかったからいい!
単純に部屋が明るくなる。

今日は、ミラノをもう一度歩き周ろう!
ドゥオーモ、ガッレリアのヴィットーリオ・エマヌエール2世通り
今回の旅後半に備えて、両替も済まそう
(am.9:15HOTEL)

HOTELをチェックアウトし、荷物を置いてもらい、
昼間ミラノを歩こうとが、思ったが、
受付の人の対応があんまりよくなく
もうミラノ散策はやめて、このままヴェニスへ向かおうと決めた。

駅内でのBARで朝食をすまし電車を選ぶ。

11:05 ヴェネツィア行に決定。

ミラノは、綺麗だし夜景もきれいでよいところだと思うけど
選んだHOTELが良くなかった。
良い印象が残らなかった。残念。
泊まるときは、値段も大事だけど
受付の人で、HOTELの雰囲気を感じ取り
そこに妥協はしちゃだめだなって思った。

全然列車のホーム№が表示されない。
遅れているのだろう。
他に日本人も同じ電車を待っているらしい。
ようやく11:35に出発する。
外人(イタリア人)と相席させてもらう。

よくしゃべる人だった。JAPAN-USAと仕事で
行ったことがあるらしい。
その人とと、僕の好きな個室列車で、
貸し切り状態!  いざヴェニスへ!
(11:40 列車)

途中日本人が入ってきた。
彼女たちは、1年短期留学中で
最後の休みに、ヨーロッパ旅行を行っているらしい。
があまり会話は弾まない。
何か物足りないんだよなーって
おもってたら、!!!!
ジャケットをミラノに忘れてきたことを思い出した。
これかー!しまった。
どうしよう。。。。
ヴェニスに着いたら、HOTELを決めてミラノに戻ろう。

ヴェニスに着いた。でかい駅、街だなー。

川を渡ると島がある。ヴェニスはこの旅で知り合った人が
全員良かった!って言ってた場所。

なんかよさそう!な予感。

でも僕は、
HOTELを決めてMilanoへ戻らないといけない。

駅近く 1件目 90000リラ 高い。
ヴォレイ・スコント! ノン!

2件目、、、なるべくぼろそうなところ(ミラノの件を学習していない)

45000リラ まあ、こんなものかなー。
3泊お願いした。
チェックインして、受付の彼女に事情を説明して
ミラノのホテルに電話してもらった。

レシート見せて、、、、電話番号探してもらって
忘れ物伝えたことを伝えて、忘れ物の特徴を伝えて、、、、
電話してもらう。

そしたら、ジャケットはミラノのホテルにまだあった!
よかったーー。

ぐっと疲れがくる。電話してくれた彼女と、頑張った自分に
お疲れ様!っていたい。

すぐ戻る電車にのる。

15:45ヴェニス発ー18:45ミラノ着。

何とか席に座れて、落ち着いたから、日記を書く。

まだ、ちょっとしかヴェニスを見たけど、良いところだったなー。
(15:29 列車内)

ヴェニス行きの電車で話した彼女らが
8月にロンドン旅行に行ったとき、友達が行方不明になったって言っていた。
え?
フィレンツェで聞いたやつじゃん。
フィッティングルームに入った友達を待ってたけど出てこない。
おそいから、開けたらだれもいなかったって。
日本人行方不明事件があったという。
人さらい、怖い話である。
外国では日本人が被害にあう事件が、バックパッカーの間で
騒がれているためか、意外と多いんじゃないかと思った。
日本でニュースに取り上げられていないだけで、結構な頻度で
被害にあってのかもって思った。

・・・・さっきまで黙っていたイタリア人男女が、
何かをきっかけに話が始まりものすごく盛り上がっている。

男性だけが、話するだけではなく
女性も同じ以上に話している。お互いに話しているから
内容はわからんけど、すっげえ盛り上がってる。
たのしそうー!

女性は、高そうなオシャレ着で、一見して、話しずらそうな
つっけんどんなイメージだった。

けど、二人は打ち解けあい、仲良くなっている。

やっぱり、電車って出会いの場だなー。イタリア人は。

耳を澄ますと、ほかの部屋からも話声が聞こえる。

話すのが大好きな国なのだろうか。
個室ごとに、めちゃくちゃ盛り上がっている。
トレイへ廊下を歩いていると、各部屋部屋が
盛り上がっているのが分かる。
全く知らなかった人同士のはずなのに。

知らない人と話をするのを楽しみに
列車にのある人もいるんだろうなー。
列車を楽しむ文化がすごく良いなって思う。
格好良い国。

やっとミラノに着いた。往復6時間。長いよー。
ここまでしてジャケット要る?
いやー、正直そんな価値無かったかも

ミラノについて初めてそう思った。

ヴェネツィアで、それを自問していれば。。。。って
でも後悔しないように今この瞬間のことだけに集中しよー
 (18:42 これから、ホームに降ります)

HOTELでジャケットを受け取り急いでミラノ駅へ戻る。

今19:20  次のヴェニス行きは、、、、、、

21:00発。2時間弱あるよー。

駅のセルフサービスのご飯屋さんで、晩御飯を食べる。
ラザニアとチキン。 13500リラ。
肉、人参、グリンピース。栄養を久しぶりにとった。
ここは、マクドナルドみたいに時間をつぶせる良いところ。
料理もかなりうまい。

でも、次にイタリアへ来るときはお金をもって
うまいものもをたくさん食べたいなー。
ちゃんとしたレストランで。
(20:00 ミラノ駅)

外国人が話しかけてきた
Can you speak english?
a little.と答えたら

ジャーいいわって顔だった。

納得できず、What’s the matter?
ユースホステルを探しているみたい。

そんなことなら、俺に聞いてよ!

「地球の歩き方」を開いて、自慢げに場所を教えてあげる。

彼は、ローマに留学中のアメリカ人。
ローマの市内観光バスがおすすめだよって教えてくれた。
よかった、彼と打ち解けることが出来た。

そしたら次は、隣のイタリア人女性が話しかけてきた。
バックを見ててくれないかって。

え?外人の俺にそれ頼むかなー。
OKですよー。俺が見守っているから。

イタリア人は、スリが多いですからねー。

でも、もう一回、外人の俺が一番怪しく見えないの?

暗くなるとやっぱり冷える。寒い。
電車!早く来てくれ。まだ、ホーム№も決まっていないみたいで
発表されない。
もうあと2分で、予定時間ですよー
(20:58 ホームにて)

よし、ホーム№13に決まった。
禁煙部屋を確保。
たぶん、日本人部屋には誰もはいってこないでしょー。
やったー!個室貸し切りかなー。

10分経っても発車しない。

まあいいか。あとはベニス終点に帰るだけだから。

シートを倒してずっと寝ていた。
ベット状態で。
気付いたら列車は止まっていた。
12時前後。慌てて外へ出た。車掌さん起こしてくれないんだよなー。

夜0:30にHOTEL部屋に戻った。
あれ?こんなに狭かったっけ?まーいいか。
今日は、一日中電車移動で、疲れちゃった。

シャワー浴びて寝よー。
(夜中 1:30 ホテルにて)

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